OKCサンダーは大規模なトレードをする必要がない理由とは?

2024-2025

先週水曜日の夜にゴールデンステート・ウォリアーズに116対109で敗れ、トレード期限終了まで1週間となったオクラホマシティ・サンダーは非常に興味深い状況に陥っている。

今シーズンは9試合しか負けていないが、今後数日間で動きがなければ、プレーオフでチームが勝てるかどうか疑問視する声もある。

OKCにはトレードをする理由がない

シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが驚異の52得点を挙げたにもかかわらず、OKCサンダーは11位のウォリアーズに敗れた。ジェイレン・ウィリアムズ(シュート26本中12本成功で26得点)を除くと、OKCの残りの選手は合計31得点にとどまった。さらに、アイザイア・ジョーの3ポイントシュート成功率50%を除けば、サンダー全体の3ポイントシュート成功率は14%(29本中4本成功)だった。

昨夜の試合でのシュートと得点力の低さから、サンダーが決勝に進出できるかどうかの懸念が一気に高まった。レギュラーシーズンの試合でSGAが50点以上を獲得しても勝てないのなら、激しい試合ではどう戦うのだろうか?

その結果、多くの人が OKC はトレードを行うべきだ、できればエリート スコアラーを獲得すべきだと提案している。シーズン中ずっとネッツのキャム・ジョンソンの様な選手がトレード市場におり、現在ではジャズのコリン・セクストンも仮想ターゲットとして浮上しているため、アナリストやファンは、チームが持つドラフト資金と資産の多さを考えれば、OKC はこの機会を有効活用すべきだと考えているのだ。

しかし、Loud City はこれについてはブレーキをかけるべきであり、その理由は次のとおりである。

サンダーは今シーズン、一度 も完全に健康になったことがない 。チェット・ホルムグレンが合計10試合しか出場せず、アイザイア・ハーテンシュタインが長期欠場、アレックス・カルーソが頻繁に出場と欠場を繰り返し、アジェイ・ミッチェルがシーズンの大半を欠場、その他多くの選手が欠場するなど、OKCは健康面で厳しい状況に陥っている。

それにもかかわらず、チームは依然としてウェスタンカンファレンスで大差をつけて首位を維持し、リーグ史上最高のディフェンス力を維持し、NBAでも最高のチームの一つとしての地位を固めている。

OKC が数敗しただけでパニックに陥り、主力選手やドラフト指名権をトレードして将来有望な選手と交換して「チームを離れる」のは、大きな間違いだろう。今シーズン OKC が築き上げてきたチームワークは、リーグの他のどのチームとも異なる。

チームが互いに連携を取り、立ち直る方法を見つける方法は、他の追随を許さない。サンダーにとって、彼らの優れたチームワークを台無しにしたり、期待を下回る可能性のある選手と引き換えに、これらの選手をトレードすることは、最悪のシナリオとなるだろう。オクラホマシティができる最善のことは、「チーム内」の方法で問題を解決し、ただ辛抱強く待つことだ。チームが完全に健康になれば、彼らがどれほど圧倒的な存在になるかは分からない程なのだ。

引用元:The Sporting News

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