アトランタ・ホークスのガード、ダイソン・ダニエルズは、NBAの中でもトップクラスのペリメーター ディフェンダーの地位を確立しつつある。NBA 3 年目、アトランタでは初シーズンだが、1 試合あたり平均 3 スティール以上を記録しており、これはリーグ全体で圧倒的な最多記録だ。今シーズン、1 試合あたり平均 2 スティールも記録している選手は他にいない中での彼の活躍は目を見張るものがある。
火曜日のシャーロット・ホーネッツ戦でホークスが134対102で勝利した試合で、ダニエルズはさらに3つのスティールを決めた。これで今シーズンのスティール数は194となり、過去15年間でこの数字に到達した選手は他にいない。この数字を最後に超えた選手はクリス・ポールで、2008-09シーズンに216スティールで達成した。その前の年は217スティールだった。
現在レギュラーシーズンの残り試合数は12試合となっており、更なる記録が見込まれるだろう。
NBA屈指のディフェンダーの一人であるダニエルズは、常にパスレーンに侵入し、ボールにプレッシャーをかけ、リーグ最大のスターたちを苦しめている。
先週、ホーネッツと対戦した際、彼はシャーロットのマイルス・ブリッジスからのパスを巧みにインターセプトし、バスケットボールのコート上のディフェンシブバックのように見えた。
NBAの 1 シーズンのスティール記録は、おそらく破られないだろう。アルビン・ロバートソンは、1985-86 シーズンにサンアントニオ・スパーズの一員として 301 回のスティールを決めた。ダニエルズは今年、200 回のスティールを突破する勢いで、エリート選手の仲間入りを果たす。ダニエルズは月曜日に22歳になるが、ここ10年でリーグ最高のスティール技術を有する彼の可能性は無限大だ。
引用元：Sports Illustrated
