ラッセル・ウェストブルックは2018-19シーズン以来OKCサンダーでプレーしていないが、同チームのファンは、彼がまだチームのユニフォームを着ているかのように、今でも彼を愛している。
その愛情は、日曜日にペイコム・センターでのデンバー・ナゲッツとオクラホマシティ・サンダーの試合で完全に示された。
第1クォーター残り5分16秒で、ウェストブルックは試合に出場した。オクラホマシティのファンは特別な瞬間にウェストブルックに大喝采を送り、その様子はナゲッツの記者兼解説者のケイティ・ウィンジがXで動画に収めた。
ウェストブルックがナゲッツのベンチからコートに歩いて出てくるのに気づいた多くの歓声を上げるファンが立ち上がった。ウェストブルックの名前がアナウンスされると、観衆はどよめき、ナゲッツのガードは手を振ってその愛に応えた。
素晴らしく、そして美しい瞬間だった。
ウェストブルックはNBAキャリアの最初の11シーズンをオクラホマシティで過ごし、2011-12シーズンにサンダーのNBAファイナル進出に貢献し、2016-17シーズンにはNBA MVP賞を受賞、オスカー・ロバートソン以来初めてシーズン平均トリプルダブルを達成した選手となった。サンダー在籍中、オールスターに8回選出された。
ウェストブルックがオクラホマシティに戻って愛を感じたのは日曜日が初めてではない。2020年1月にヒューストン・ロケッツの一員としてサンダーのホームアリーナに初めて戻ったとき、彼はチーム初のトリビュートビデオとファンからの耳をつんざくような拍手を受けた。
ウェストブルックがサンダーとそのファンにとってどれほど大切な存在であるかは明らかだ。
引用元:Sports Illustrated