カーは、カリーを「GOAT」の話題に加えるようシャックからの要請に応えた。
ニューヨーク・ニックスとの試合で逆転勝利を挙げ、28得点を挙げたステフィン・カリーをTNTのシャキール・オニールが史上最高の選手として語り継ぐよう呼びかけた。
「ビッグマン・アライアンスの最高指導者として、ファンの皆さんに、ステフィン・カリーを史上最高の選手の座に挙げるよう要求します」とオニール監督は火曜日のTNTの試合中継で語った。「マイクと対戦したこともあるし、コービーとも対戦したことがあるし、レブロンとも対戦したことがある。彼らはみんな素晴らしい。でも、いつかはステフィン・カリーをそのカテゴリーに入れなければならない」
ウォリアーズのスティーブ・カーHCもオニールに同意し、カリーを「技術の面から見て史上最高の選手」と呼んだ。
「ステフは史上最もユニークなスーパースターだから、彼の言うことは正しいと思う」とカーは95.7ザ・ゲームで語った。「彼は障壁を打ち破り、ゲームを変えた。彼が今日まで成し遂げてきたことは彼独自のものだ。ステフが成し遂げていることを誰も想像できない」
カーはさらにこう続けた。「違いました。彼が試合に与える影響の仕方が違います。史上最高の選手は誰かという会話をするとき、自動的に驚異的な選手が挙げられます。レブロン、マイケル・ジョーダン、ウィルト・チェンバレンなどです。ステフはそういった型にはまりません。スキルの点では、彼は史上最高です。」
NBA史上最も偉大な選手と広くみなされている選手たちと違い、カリー選手の身長は6フィート3インチだ。レブロンやウィルトのような6フィート9インチや7フィート1インチではなく、マイケル・ジョーダンのような垂直ジャンプ力もない。カリーはダンクすることは殆どなく、代わりにスリーポイントラインからのシュートで活躍しており、そのシューターとしてのキャリアを通じて比類のない実力を持っている。
カーが言うように、カリーはNBA史上最高の選手の典型的な例には当てはまらない。しかし、カリーが実際に史上最高の選手と見なされるかどうかは、バスケットボールとNBAに対する彼の多大な影響を弱めるものではない。ウォリアーズの王朝を率いることから、スリーポイントプレーの使用を拡大することまで、カリーは引退後もずっと続くであろうスポーツ界の永続的な遺産を残した。
引用元:Sports Illustrated