バークレーの言う通り、これは驚くべき統計だ。
バスケットボール史上最高の選手の称号を巡るマイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズの論争ほど、現代スポーツ界で長く続いている論争はないかもしれない。レジェンド選手であるTNTのチャールズ・バークレーは、ジョーダンの選手としての偉大さを直接目にしたが、ジェームズに対しては並々ならぬ敬意を抱いている。
水曜日の「ザ・スチーム・ルーム」ポッドキャストのエピソードでInside The NBAの共同司会者アーニー・ジョンソンが出演し、チャックにこの議論について意見を述べるよう電話がかかってきた。バークレーは、この議論に介入するのは好きではないと述べ、その後、ジョンソンが最近シェアしたジョーダンとレブロンの印象的な統計を持ち出した。
「マイケルとレブロンの論争には加わらない。それはジャーナリズムとして弱いと思うからだ」とバークレーはマイケルとレブロンの論争に入る前に語った。
「先週、アーニーが『30得点の試合で（ジェームズは）ジョーダンに3点差くらいだった』と言ったとき、ちょっと驚いたよ。それで、彼はあと7年もプレイしているの？ 驚くべき統計だ。たとえレブロンがGOATだと思っていても、そんなことは知らなかっただろうね。」
バークレーの名誉のために言っておくと、これは驚異的な数字だ。ジェームズは22シーズン目（ジョーダンは15シーズン）で、シカゴ・ブルズのレジェンドよりも442試合多くプレーしている。しかし、Statmuseによるとジョーダンは30得点以上のレギュラーシーズンの試合数でジェームズより４試合多く、562試合で558試合だ。プレーオフの試合を考慮しても、ジェームズは昨年３月にジョーダンを追い抜いたばかりだ。
もちろん、議論の焦点は得点だけではない。両選手は、個々のオフェンス以外にも多くの貢献を果たしている。ジェームズはコート上でできないことは何もない。一方、ジョーダンは1988年にNBAの年間最優秀守備選手に選ばれ、オールディフェンシブチームに9回選出されている。
キャリア通算試合数に差があるにもかかわらず、プレーオフの試合を含めても含めなくても、ジョーダンが30点以上の試合でジェームズと互角であるという事実は、かなり注目に値する。多くのジョーダンファンは、おそらくこれを今後の自信にすることだろう。それはすべて、バークレーが「世界中の誰よりも役に立たないことを知っている」と語るジョンソンのおかげである。
ポッドキャスト形式であっても、バークレーはバークレーのままだ。
引用元：Sports Illustrated
