ティンバーウルブズのスター選手がまたやった。
ミネソタ・ティンバーウルブズのスターガード、アンソニー・エドワーズがゴールリングにアタックして宙を舞う瞬間ほどエキサイティングな瞬間はない。
エドワーズは、ミネソタ・ティンバーウルブズがゴールデン1センターでサクラメント・キングスに延長戦で130対126で勝利した金曜の夜、再びそれをやってのけた。第3クォーターの中盤、エドワーズはキングスのフォワード、キーガン・マレーを3ポイントラインでかわし、制限区域のすぐ外で空中に飛び上がった。
重力に逆らうかの様に、エドワーズはキングスのセンター、ドマンタス・サボニスが避けようとする中、力強くダンクを決めた。
このダンクを見て、1980,90年代のシカゴ・ブルズのスター選手を思い出した人は、少なくないだろう。NBAファンは、マイケル・ジョーダンのよく似た昔のハイライト映像を何度も見てきたはずだ。
エドワーズはこれまで何度もジョーダンと比較されてきた。それは彼の実績のためではなく(エドワーズはウェスタンカンファレンス決勝に1回出場に対し、ジョーダンはNBAで6回優勝している)、コート上でのプレースタイルやメンタリティが似ているためだ。もっともジョーダンのこのダンクは90年代後半、彼自身も30代半ばの時の為エドワーズほど飛んでいるわけではない。
それでも彼らの類似性は切り離せない要素があるのも事実だ。
「彼らの尻にダンクしたんだ」とエドワーズは試合後に語り、ハイライトを自ら見たいと要求した。「コーチのコーリス(ウィリアムソン)は、最初の11、12試合は僕が甘いプレーをしていたと言ってきた。それで昨日、僕は『彼らのうちの1人の尻にダンクするつもりだ!』と言ったんだよ。そして実際にダンクしたとき、僕はコーチをまっすぐに見たんだ」
「気持ちよかったよ。最高だね。」
エドワーズは13試合で平均28.4得点を記録し、3ポイントシュート成功率はキャリア最高の42.4%。日曜午後、ターゲットセンターで行われるホームでのフェニックス・サンズ戦で再び出場する予定だ。
引用元:Sports Illustrated