ロサンゼルス・レイカーズのスター選手は来月40歳になるが、今季も素晴らしいシーズンを送っている。
NBA22年目となる11試合を終えた39歳のジェームズは、フィールドゴール成功率52%で平均24.3得点、9.4アシスト、8.1リバウンドを記録しており、レイカーズは今シーズン7勝4敗となっている。
ジェームズの好調なプレーぶりを考えると、近いうちに引退するというのは考えにくい。しかし、このレベルでどれくらいプレーを続けられるかと聞かれると、ジェームズは思慮深い答えを返し、引退の可能性のある時期を明らかにした。
「それは僕ではなく、心の問題だ」とジェームズは水曜日の夜に説明した。「僕の心がどうなっているかによって、僕の体の他の部分がどうなっているか、あるいはどんな状況になるかが決まる。分からない。正直に言うと、もうそんなに長くプレーするつもりはない。それが何年なのか、1年なのか2年なのか、どんな状況なのか分からない。」
「でも先日、車輪が壊れるまではプレーしないとは言ったよ。僕はそんな男にはならない。コートにいたいからといって、ゲームを軽視するような男にはならない。僕はそんな男にはならない。」
ESPNのバスケットボール記者シャムス・シャラニア氏は木曜日、来シーズンがジェームズの歴史的なキャリア最後のシーズンになるかもしれないと報じた。しかし、シャラニア氏は、ジェームズは息子のブライスが数年後にNBA入りできるかどうかを見極めるために待つかもしれないと、自身の記事に但し書きを付け加えた。
チームが金曜日にサンアントニオへ遠征し、ビクター・ウェンバンヤマ率いるスパーズと対戦する際、ジェームズは素晴らしいプレーを継続する様に努めるだろう。だが時計の針は刻一刻と刻まれている。果たしてジェームズの雄姿を我々はあと どのくらい見ることが出来るのだろうか。
引用元:Sports Illustrated