誰のチームにもバディ・ヒールドがいる。しかし、誰のチームにでもステフィン・カリーがいるわけではない。
カリーは、金曜日のデンバー・ナゲッツ戦でゴールデンステート・ウォリアーズを118対104の勝利に導いたが、決して楽な勝利ではなかった。37歳のスター選手は、ウォリアーズの攻撃を続行するために、終始ディフェンダーの間を縫うように動き回り、更にはチームメイトかわす動きも見られた。
試合中のある時点で、ヒールドはナゲッツのスター選手ニコラ・ヨキッチと一対一になり、バスケットに向かって突進した後、チームメイトに誤ったパスを投げた。
その数分後、明らかにイライラしたカリーが、そのプレーについてヒールドに文句を言う姿が見られた。
誰でも間違いは犯すものだが、ヒールドはおそらくその間違いを帳消しにしたいと思っているのだろう。
それでも、ウォリアーズが必死にプレイイントーナメントを避けようとしている中、NBAのポストシーズンを前にカリーがここまでチームをまとめようと叱咤しているのを見るのは嬉しいことだ。ゴールデンステート(46勝31敗)は、メンフィス・グリズリーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ナゲッツを先週倒すなど、絶好のタイミングでベストバスケットボールを披露している。そして、その期間にカリーが驚異的な数字(52得点、37得点、36得点)を出しているのは偶然ではない。
ウォリアーズは日曜の夜、ヒューストン・ロケッツとの対戦で激しいプレーオフ進出を継続することを目指す。
引用元:Sports Illustrated