ロンゾ・ボール、手術のために膝軟骨を提供した男性の家族を訪問

NBAバスケットボール

シカゴ・ブルズのガード、ロンゾ・ボールは、2年前に受けた膝の移植手術で得た膝の軟骨を提供してくれた男性の家族を迎えた。

ボールは3月上旬から戦線を離脱しており、水曜日のマイアミ・ヒート戦は右手首の捻挫のため欠場したが、それでも信じられないほど支えてくれた家族に心温まるひとときを提供した。2023年2月に20歳で亡くなったアレックス・ラインハート氏は、2023年3月にボールが左膝の半月板と軟骨の移植手術を受けた際に提供した軟骨を寄付した。

水曜日のシカゴ対マイアミ戦での勝利の前に、ボールはユナイテッドセンターでラインハルトの家族とひとときを過ごし、初めての対面でジャージにサインしたり写真を撮ったりした。

「本当に感動的です」と、ラインハルトの母親アンジーさんはESPNとAP通信を通じて語った。「たくさんの幸せも伴っています。アレックスの臓器提供を受けた皆さん、本当に感謝しています。中には、お母さんになった方からも感謝の言葉をかけてもらいました。そして今、ロンゾに会えるんです。アレックスのおかげで、膝の調子が良くなるなど、色々な面で回復していく人たちを見守れるのは、本当に幸せです。もちろん、彼がここにいてくれたらよかったのにと思います」

アンジーさんによると、アレックスさんの組織の一部を受け取った人が、彼を助けてくれた男性の家族と面会したいと申し出たそうだ。後にその男性がボールだったことが判明した。水曜日、その面会は実に感動的な瞬間に実現したのである。

引用元:Sports Illustrated

タイトルとURLをコピーしました