レブロン・ジェームズの不振は、ついにスター選手に時の流れが追いついてきたことを示唆している

2024-2025

レブロン・ジェームズは、数年間、時の流れを逃れてきたが、22年目にして衰えの兆しを見せている。

レイカーズは今シーズン好調なスタートを切ったが、最近の低迷はLAとジェームズにとって特に懸念事項となっている。レイカーズは月曜日にティンバーウルブズに29点差で惨敗し、ジェームズは31分間のプレーで10得点(シュート16本中4本成功)に抑えられ、6回のターンオーバーを犯した。

ジェームズのパフォーマンスは、約2週間前に始まった不調の継続だ。意外ではないが、彼の不調は、レイカーズの直近7試合のうち5試合で負けている低迷期と一致している。

ジェームズとレイカーズが答えを探している中、彼らにとって何が悪かったのか、そして今後何を変えていくべきなのかを詳しく見ていこう。

レブロン・ジェームズの統計

ジェームズの今シーズンの成績は22年のベテランとしては素晴らしいものだが、いくつかの数字は特に憂慮すべきものだ。

21試合を終えて、ジェームズは平均22.0得点、9.1アシスト、8.0リバウンドを記録し、フィールドゴール成功率は48.2%、3ポイントシュート成功率は34.5%。平均得点はルーキーシーズン以来最低、シュート成功率は2006-07シーズン以来最低で、2桁得点の驚異的な連続記録は2度脅かされた。月曜日のミネソタ戦と10月28日のフェニックス戦での11得点のパフォーマンスだ。

シュート効率に関して言えば、ジェームズの最近の6試合は特に厳しいものだった。11月23日以降、彼は平均1試合あたり16.8得点、フィールドゴール成功率は39.8%だった。3ポイントシュートは失敗に終わり、過去30回の3ポイントシュートのうち27回を失敗しており、過去4試合で19回連続で失敗している。

月曜日のミネソタでの敗戦後、ジェームズは記者団に対し、試合のすべてがフラストレーションの溜まるものだったと語った。

「リズムの問​​題だ」と彼は言った。「ここ数試合、3、4試合はリズムが崩れているように感じる」

月曜日のジェームズの4本のディープシュートのミスのうち3本は、彼の最近のリズムがどこにも見当たらないということを特に表していた。

同試合の心配なほどにいつもと違うパフォーマンスは、連戦の2試合目だったため特に注目に値する。日曜日、ジェームズはジャズに僅差で勝利し、28本のシュート(3ポイントシュート9本中0本)で27得点をあげた。

歴史的な22年目のNBAシーズンに突入したジェームズは、レイカーズのレギュラーシーズン全82試合に出場するという個人的な目標を設定した。しかし、最近の苦戦により、その戦略は彼にとってもチームにとっても最善ではないかもしれないとして疑問視されている。

「それは目標だが、どうなるかはこれからだ」とジェームズは月曜日の敗戦後ESPNに語った。「今はそれについて話すつもりはない」

レイカーズのヘッドコーチ、JJ・レディックはジェームズのゴールについて正直に評価し、「彼がそうすることが彼と我々にとって最善かどうかは分からないが、彼が元気で調子が良いのであれば、プレーするべきだ」と語った。

月曜日のミネソタ戦で、LAは今シーズン4連戦を終えた。レイカーズは今年残りの試合であと6連戦を予定している。ジェームズの連戦2戦目の数字は、休養なしでの苦戦ぶりを物語っている。得点と効率はシーズン平均より低下し、ターンオーバーは増加している。 

統計平均
ポイント19.8
リバウンド9.8
アシスト7.5
ターンオーバー5.5
スティール0.5
ブロック0.5
FG-FGA (%)8.0-18.8 (42.7%)
3P-3PA(%)1.5-5.5 (27.3%)
FT-FTA(%)2.3-3.3 (69.2%)

2018年にレイカーズに加入して以来、ジェームズはチームの試合の70%以上に2度出場しており、COVID-19の影響を受けた2019-20シーズンには71試合中67試合、2023-24シーズンには82試合中71試合に出場している。 

ジェームズは40歳の誕生日まであと数週間とまた1つ歳を重ねる。彼とレディックの最近の会話は、レギュラーシーズンの残り61試合に向けてのアプローチの変化を示唆しているのかもしれない。

引用元:The Sporting News

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