マイケル・ジョーダン以来初めてNBAで何かを成し遂げることができたら、それはとてつもない事だ。
アトランタ・ホークスのガード、ダイソン・ダニエルズは、今季実に多くのことをうまくやっている。
ダニエルズは「ストック」(スティール+ブロック)でリーグトップのペースで進んでいる。彼は水曜日の夜にビクター・ウェンバニャマ(今シーズンは欠場)を抜き、229 を記録し、さらに増え続けている。
身長6フィート8インチのオーストラリア人ウイングは、リーグ最高の184スティールに加え、45ブロックを記録している。
ガードとして公式に登録された選手が最後にリーグのストックトップになったのは、マイケル・ジョーダンだった。1987年から1988年にかけてのことだ。
ダニエルズは、リーダーボード上でウェンバニャマ以外のすべての選手に差をつけている。彼が健康でいる限り、タイトルは彼にとって手が届く所にある。
驚異的なウィングスパンと予測力により、ダニエルズは1試合平均3.2スティールという驚異的な成績を収めながら、1試合あたり0.8ショットをブロックも記録している。
ジョーダンが最高の成績を収めたシーズンでは、1試合あたり3.2スティール、1.6ブロックを記録した(さらに1試合あたり35得点)。これは驚くべき記録と言える。
ダニエルズは攻撃的な選手としてはレベルが低いが、攻撃面でのプレーは向上しており、1試合平均14.9得点、4.4アシストを記録している。
ダニエルズの全体的な守備への影響は、NBAが記録している別の統計、ディフレクション数にも表れています。
ダニエルズは今シーズン、366回のパスを逸らしており、1試合平均6回以上だ。この部門ではダニエルズが圧倒的なリードを保っており、次がケリー・ウーブレイ・ジュニアの248回。ニコラ・ヨキッチの222回が3位だ。
21歳の彼は、1試合あたりのルーズボール回収数(1.0)でもジョシュ・ハート(1.1)に次いでリーグ2位である。
ウェンビーが来シーズンに完全復帰し、シュートブロックの腕前でダニエルズに挑戦できることを願う。しかしそれまでは、相手チームからボールを奪い続けるこの細身のオーストラリア人選手の輝きを楽しもう。
引用元:The Sporting News