インディアナ・ペイサーズのポイントガード、タイリース・ハリバートンは今シーズン、実力を発揮できていないという印象がある。過去2シーズンは、1試合平均20得点、10アシスト以上を記録していたが、今シーズンはここまで1試合平均18.4得点、8.8アシストにとどまっている。
しかし、カレンダーが2025年に変わって以来、彼は1試合あたり19.4得点、9.0アシストを記録し、3ポイントシュート成功率は45.1%となっている。また、この間1試合あたり1.9スティールも記録しているが、彼が成し遂げた最も印象的なことは、バスケットボールを守ったことだと言っても過言ではない。
今シーズン、彼が失ったボールは1試合当たりわずか1.7回だが、ペイサーズが速攻チームであるという事実を考慮すると、これはさらに印象的だ。日曜のシカゴ・ブルズ戦で127対112で勝利した試合で12アシストをあげたハリバートンは、シーズンで100ターンオーバーに達する前に500アシストを記録した初のNBA選手となった。
昨シーズンの彼の平均ターンオーバー数は1試合あたり2.3回、2022-23シーズンは1試合あたり2.5回だったため、今シーズンは1試合あたり1.7回までその数字を下げることは大きな改善を意味する。
チームとして、ペイサーズはNBAで1試合あたりの平均ターンオーバー数が5番目に少なく、ターンオーバー率も5番目だ。これが、ペイサーズが攻撃力で8位である理由であり、また、34勝25敗の成績でイースタンカンファレンス5位だが、4位のミルウォーキー・バックスと同じ成績で並んでいる。
彼らは来週火曜日にホームでバックスと対戦するが、その試合は両チームにとってプレーオフに明確な影響を及ぼすことになるだろう。
引用元:The Sporting News