ザック・イディ Q&A: グリズリーズでのルーキーシーズン、大学での思い出など

2024-2025

ザック・イディのパデュー大学での輝かしい大学生活は今春に終わりを迎え、2度のナショナル・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いた彼は、2024年のNBAドラフトでメンフィス・グリズリーズに9位指名された。身長7フィート4インチのイディは、バスケットボール界が彼が大学での圧倒的な強さをプロレベルに持ち込めるかどうかを見守る中、大きな期待とともにルーキーシーズンを迎える。

コートにいないときは、イディはストレス発散のためにビデオゲームを楽しんでいる。彼はスポーツ・イラストレイテッド誌に、 コール オブデューティシリーズについて語った。この新人ビッグマンは、ビデオゲームとの関わりや、それがアスリートにもたらす価値についても語った。さらに、イディはメンフィスでのこれからの1年やNBA生活への適応の仕方、月曜夜のインディアナ・ペイサーズ戦での圧倒的な活躍、そしてパデュー大学での思い出について語ってくれた。

Sports Illustrated:あなたのビデオゲーム歴は?Call of Duty をプレイするようになったきっかけは何ですか?

ザック・エディ:私は少しの間ビデオゲームをプレイしてきましたが、実は子供の頃はまったくプレイしていませんでした。私の家族はWiFiやインターネットに非常に反対でしたので私自身も中学の途中でやっとプレイを始めたんですよ。それ以来、たくさんのゲームをプレイしてきましたね。 

SI:アスリートたちはいつもルーティーンの重要性について語っています。プロとして、COD はルーティーンにどのように組み込まれていますか?

ZE:一日の終わりにリラックスするにはいい方法です。ちょっと足を休めれるんです。アスリートとしては、一日が終わったら足を休めたいですよね。足を上げて少しリラックスする為にCOD はとてもいい方法です。 

SI:グリズリーズには、ジャ・モラント、マーカス・スマート、ジェイク・ララビアなど、COD に夢中になっている選手が何人もいます。チームメイトとして付き合い始めたころから、そういう絆が強かったのでしょうか?また、ゲームに関しては、彼らと比べてどうですか?

ZE:間違いなくそのことについては話しています。チームにはゲームが好きな人がたくさんいます。でも、まだ全員と実際にプレイしたわけではありませんから、数ヶ月後に答えを出しますよ(笑)。

SI: NBA 選手としての最初の数か月はいかがでしたか?

ZE:順調です。日々、試合ごとに慣れてきています。大学1年生に戻ったような気分ですね。いろいろなことを学び、新しいシステムやすべてを学ばなければなりません。でも、順調です。 

SI:今週初めのプレシーズンマッチではインディアナ・ペイサーズ戦で23得点、9リバウンドと大活躍しましたね。何が功を奏したのでしょうか?

ZE:さっき言ったように、僕は攻撃に慣れてきたところだったので、自分のポジションがどこなのか、いつ自分を主張できるかをわかっていました。それに、僕のチームは、僕のような人間とこれまでプレーしたことがなかったんです。バスケットボール界にはもう僕のような人間は多くはない。彼らが僕とプレーする方法を学び、僕も彼らとプレーする方法を学び、試合ごとに慣れていったという訳です。

SI:パデュー大学を卒業したあなたのプレーに対する批判の一つは、バスケットボール界にはもうあなたのようなビッグマンは多くないということでした。あなたのプレーは「現代の」NBAの考え方にどのように当てはまると思いますか?

ZE:現代のNBAは単にエリートバスケットボール選手が集まるリーグだと思っています。エリートバスケットボール選手なら、自分の道を進み、楽しい時間を過ごすでしょう。それが常に私の最大の目標でした。与えられた体で最高のバスケットボール選手になろうと努力するだけです。 

SI:これまでのところ、NBA で一番大きな変化は何でしたか?

ZE:攻撃面ではシステムを理解することです。先ほど言ったように、自分のポジションがどこにあるのか、いつ自分を主張すべきかを把握することです。いつ他の人とプレーすべきか、いつスペースを取るべきか、いつ特定のアクションを起こすべきか。これが一番大事だと思います。守備面ではより快適に感じました。パデュー大学で学んだ原則とほとんど同じです。すでに少し似たようなシステムの中でプレーしたことがあるような気がしますので、それほど大きな調整ではありません。 

SI:大学での 4 年間で一番の思い出は何ですか?

ZE:間違いなくエリート エイトの試合に勝ってファイナルフォーに進出したことです。試合後、スタンドを見渡すと、泣いている人や、抱き合ったり、飛び跳ねたりしている人がいました。バスケットボールのファンが勝利に対してあんな反応をするのを見たことがありませんでしたし、本当に特別なことでした。ビデオを見ましたが、人々がパデューの通りに駆け寄って、バーや通りを走り回り、看板によじ登っていました。間違いなく私のお気に入りの思い出です。 

その巨体とオールドスクールなプレースタイルでデビュー前から何かと注目を集めてきたイディ。ビッグマンが手薄なグリズリーズでは、開幕から起用される場面も多くなだろう。彼のルーキーイヤーでの活躍と成功を祈りたい。

引用元:Sports Illustrated

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