ミネソタ・ティンバーウルブズは、シーズン序盤は苦戦していたものの、ようやく調子を取り戻したようだ。ウルブズはあっという間にリーグ屈指のディフェンスチームとなった。
1週間前、チームはどん底に陥った。チームの連携が欠如し、新加入選手たちはチームに溶け込むのに苦労していた。スター選手のアンソニー・エドワーズがチームに激をとばした後、ミネソタは全く新しいチームのように見える。
金曜夜のゴールデンステート・ウォリアーズとの試合に臨むまで、ティンバーウルブズは3試合連続で80点以下の失点に抑えた。これはそれ自体が歴史的な快挙だ。ウォリアーズを80点以下に抑えることはできなかったが、それでもホームコートで平均約114点のチームをわずか90点に抑えた。
彼らの新たな守備の成功は、クリス・フィンチ監督から選手に至るまで、全員のおかげだ。守備側のリーダーシップは、他のローテーション選手にも伝染している。エドワーズは、金曜日のゴールデンステイト戦での勝利後、守備の改善について以下のように語っている。
「全員が高いレベルで守備をしているが、ジェイデンとルディは我々が期待するアンカーになっている。ナズとジュリアスは普段トラッシュトークで守備をしているね。彼らが守備をするのを今まで見たことがないよ。だから今夜の彼らのディフェンスは信じられないことなんだ。彼らはここにいるよ、カメラを向けてみて。またトラッシュトークをするはずだから」
ジェイデン・マクダニエルズとルディ・ゴベアの両者が、スター選手エドワーズから主な評価を受けたという事実は大きい。ほんの数日前、ゴベアは最近のチームの守備の苦戦について、 自らの責任を認めていたのだ。
「1クォーターでも数分でも、チームを少しがっかりさせてしまったと感じることが多すぎる。仲間として素晴らしいチームになり、優勝チームになりたいなら、そんなことは許されない。コートにいる間は毎分、自分がやっていることで世界一でなければならない」とゴベアは語った。
4 度の最優秀守備選手に選ばれたゴベアが守備の要となることは期待されているが、マクダニエルズも精力的に活躍している。エドワーズがこのチームの指揮を執っている。エドワーズはチームメイトが甘すぎると指摘し、自信を取り戻すためにプライベートワークアウトを開き、彼らを励ましている。それはチームが昨年カンファレンス ファイナルに進出した状況と非常によく似ている。
引用元:The sporting News