ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズはトラッシュトークが多い選手として知られている。
彼はNBA5年目のシーズンでチームを新たな高みに導こうとしているが、これまで同選手に相当な量の暴言を浴びせられてきたライバルたちのリストは増え続けている。
ミネソタが昨季2024年のNBAプレーオフで活躍していた間、エドワーズはチームの対戦相手について多くのことを語っていた。ウェスタンカンファレンス決勝でのダラスとのシリーズではその口が結局災いとなったが、1つ前のカンファレンス準決勝ではナゲッツのガード、ジャマール・マレーについてエドワーズが語っていたことの通りの活躍を見せた。
2024-25シーズンに2人のガードのライバル関係が再燃する中、マレーについてエドワーズが語ったことを振り返ってみよう。
アンソニー・エドワーズはジャマール・マレーについて何と言ったのか?
今回のタイトルをより良い言い方にするなら、エドワーズがマレーについて「何を言わなかったのか」ということだろう。
競争者としての尊敬の念を根底に置きながら、エドワーズは第2ラウンドシリーズが始まる前のインタビューでマレーに対する自身の立場を明確にした。
エドワーズは、マレーをケビン・デュラントの様な偉大な選手とみなしているか?と問われると、「いや、そんなことはない」と答えた。「彼は27歳? 俺はもうすぐ23歳になるところだ。…ジャマールに失礼になるつもりはないよ。あなた(記者)が何を期待しているのかは分からないが、答えはノーだ」
そしてシリーズ開始から4試合が経過し、ナゲッツが2連勝してシリーズを2勝2敗のタイにした後、カメラはエドワーズがマレーに文句を言う様子を捉えた。
試合後、エドワーズは自分の意見を率直に語った。
「俺は彼にこう言った。『俺たちはトラッシュトークが好きだ。話し続けようぜ。それが俺たちの好きなことなんだから』。そう、俺はそれが好きなんだ」とエドワーズは記者たちに語った。「(マレーは)何も言い返してこなかったが、彼が俺の言葉を聞いたのは確かだ。俺たちはそのために生きている」
ナゲッツが第5戦に勝利してシリーズを3勝2敗でリードした後、エドワーズとティンバーウルブズは第6戦で圧倒的な勝利を収め、第7戦では歴史的な逆転劇で巻き返し、球団史上2度目のウェスタンカンファレンス決勝進出を果たした。
エドワーズがデンバーのボール・アリーナを去る前に家族や友人と祝った際、そのうちの1人が、2023年にミネソタがデンバーに第1ラウンドで敗れたことに言及して「去年は手錠をかけられていた」と言っている音声が拾われている。
エドワーズは嬉々とした表情と口調で、「ジャマールに手錠をかけた」とだけ答えた。
第7戦では前半に24得点を挙げたマレーは、後半に12本中5本を成功させて11得点を挙げたものの、ミネソタはデンバーを60対37で破り、8点差で勝利した。
エドワーズの試合後のコメントはネットフリックスの「スターティング5」で再び取り上げられ、彼の悪口を留めておくことはほぼ不可能となった。マレーの競争心を考えると、今シーズン以降、2人のガードが直接対決するたびに、エドワーズの悪口が再び記憶に蘇ることになるだろう。
引用元:The Sporting News